先日、ちょこっと記事で書いたことが、頭の中でグルグル回っています。縄文時代と弥生時代の画期は、自分なりに定義があるのですが、弥生時代の中で、前期・中期・後期の画期って何なんでしょうね?
単なるタイムスケールとしてではなく、文化様相の画期を考えていかないと、それは意味をなさない気がします。単なるタイムスケールで良ければ、それは実年代で事足りる訳です。
近年では年輪年代法や放射性炭素を用いた実年代が盛んに研究されていますから、それらの進展を待てば、漠然としたタイムスケールは意味を失います。実年代が明らかに出来ても、文化様相の画期は独自の視点で見極める必要があります。
縄文時代の弥生時代の画期は、『稲作の開始』『金属器の使用』『弥生土器の使用』の3要素によって定義することが可能です。おそらくは、弥生時代の前期・中期・後期の各画期についても、3つ程度の要素で定義することが可能ではないでしょうか?
これらについて、きちんと声をあげる人がいないのが現状です。かといって、私ごときが声をあげて聞いてもらえるのか、というと、それも難しいです。概説書を書けるくらいの地位にある方が言わないとダメなんでしょうかね?
もう少し、頭の整理ができたら、問題提起をしてみたいです。おっと、その前に書きかけの原稿を仕上げとかなきゃ!忘れかけてました・・。