今日は、
発掘された日本列島2006−新発見考古速報展−を見に
九州国立博物館まで行って来ました。昨年に引き続き、長男と一緒に見に行ったんですよ〜。
長男は、なぜか古代(特に奈良時代)の瓦に興味を持っています。今回も長男のリクエストに応えて、瓦を中心に見学しました。私も瓦は嫌いではありません。大学での歴史考古学概論の講義で、
森郁夫先生から瓦のお話を聞いてから、興味を抱きました。京都府精華町で下狛廃寺や里廃寺の遺物整理に参加したことも、興味を持つきっかけとなりました。
また、弥生時代前期の土器も興味深く見学して来ました。東国のものは
『遠賀川式土器』と書いてありましたが、九州のそれ(板付Ⅱ式土器)とは似ても似つかぬものでした。正直なところ、事前の知識なく土器を見たとき、とても弥生前期の土器には見えないものでした。確かに当地在来の土器とは異なるようですが、その中に九州の弥生土器の面影を見つけるのは大変困難だと感じました。
やはり、まだまだ勉強が足りないようです。今年はプライベートの活動を少し整理しているところです。もう少し本腰を入れて、考古学を楽しみたいと考えています。